「衣被海南―海南黎族紡績文化展」が北京で開催

9月8日午前、北京民族文化宮展覧館で「衣被海南-海南黎族紡績文化展」が開幕した。今回の展覧会では、黎族の織物150点を選抜し、黎族の紡績技術を大衆に普及させ、海南の多彩な黎錦を展示し、宣伝し、海南の特色ある黎錦文化を伝えた。

開会式の会場では、黎族の衣装を着たモデルが登場し、観客にすばらしいショーをもたらし、黎族の伝統衣装と現代ファッションがぶつかる魅力を示した。今回の展覧会では、数人の文化財専門家を招いてインタビューを行い、無形遺産の伝承者は黎族の錦織の技などを現場で展示し、異なる視点と形式で、「黎族伝統紡織刺繍技術」という国連教育科学文化機関が初めて保護を必要とする無形文化遺産を全方位的に生き生きと展示した。今回の展覧会は「百世経緯」「手経指掛」「錦輝若雲」「世界無形遺産」の4つのプレートに分けられ、清代黎族T形骨櫛、現代黎族居腰織機、清代龍鳳呈祥図龍被、および黎族樹皮布、樹皮衣などの精巧な黎錦紡績技術を観客に披露した。

同日午後、展覧会の実況は中央テレビの移動網、新華社の現場雲、海生中継、愛奇芸などのプラットフォームでオンライン生中継された。「衣被海南-海南黎族紡績文化展」の期間は10月7日まで続くという。

今回の展覧会は省観光と文化広電体育庁、省民族宗教事務委員会、北京民族文化宮が主催した。